Linux カーネルに、サービス拒否攻撃に繋がる複数の問題が発見されました。 The Common Vulnerabilities and Exposures project は以下の問題を認識して います。
Johannes Bauer さんにより、64 ビットシステムの hrtimer サブシステム に整数オーバフローが発見されました。この欠陥はローカルユーザから攻撃 可能で、カーネルを無限ループに落とすサービス拒否攻撃を引き起こすこと が可能です。
Jan Kratochvil さんにより、ローカルの攻撃者が amd64 アーキテクチャ向 けカーネルをクラッシュさせ、サービス拒否攻撃を引き起こせることが報告 されました。
Paul Harks さんにより、IPv6 を IPv4 でトンネルする際に使われる Simple Internet Transition (SIT) コードにメモリリークが発見されまし た。この欠陥はローカルユーザから攻撃可能で、サービス拒否攻撃が可能です。
David Miller さんと Jan Lieskovsky さんにより、sparc アーキテクチャ で mmap されたリージョンの仮想アドレス範囲チェックに問題が発見されま した。この欠陥はローカルユーザから攻撃可能で、サービス拒否攻撃が可能 です。
安定版 (stable) ディストリビューション (etch) では、この問題はバージョン 2.6.18.dfsg.1-18etch5 で修正されています。
この勧告の時点では、linux-2.6/s390 と fai-kernels/powerpc はまだビルド できていません。ビルドができしだいこの勧告を更新する予定です。
直ぐに linux-2.6, fai-kernels, user-mode-linux の各パッケージをアップグ レードし、マシンをリブートすることを勧めます。
一覧にあるファイルの MD5 チェックサムは勧告の原文にあります。